読評・萌えぎのエレン『ひきこもり博士の[ハロプロ][萌え][エヴァンゲリオン]研究日誌』
本来は今年の5月に公開するつもりだったもえぎのさん(萌えぎのエレン id:eal、「もえぎのhtnb」)の同人誌の感想です。
実生活が忙しくなったからといふ言ひ訣は通用しないかも...
しかもこれから夏コミケですし、参考にならないですよね。でも書きます。
僕ともえぎのさんの共通点・相違点がメインですかね。僕ともえぎのさんの年齢が一回りほど離れてる事を留意してご覧ください*1。
今回の本。
刊行物の紹介:ひきこもり博士の[ハロプロ][萌え][エヴァンゲリオン]研究日誌(萌えぎのエレン・著)
http://osito.jp/dojin/pubs/b16b.html
- 「萌えはお菓子」
自分は桃井はるこをよく知らない。はぴすたのプロジェクトが始まって社長が話題にして知ったぐらゐだからなあ。なんで知らないんだらう。
— たなよー (@setlist0225) 2014, 5月 25
桃井はるこさんが直撃の世代は30代より上なのでせうか。僕がインターネットに触れたのが高校に入ってからと少し遅いのも関係してるかもしれません。中学生に同人誌を持ってたり「マリ姉」と言ってたりデ・ジ・キャラットの展覧会に行ったり*2とおたくと称される人と交流があるのを書いてる途中に思ひ出した。この時点でおたくだわ。ハロヲタになるのは必然か?
岡田斗司夫さんも実はあまり知らず、レコーディングダイエットの人といふイメージです。何故知らないのかは評論の世界には縁が無かったし、興味が無かったかもしれない。
「萌え」はサブカルチャー・ポップカルチャーで最大のバズワードであり地雷だと思ってました。定義できないものだと。「こんな意味なんでしょ」って言っちゃう人はにわかな人かリア充だと勝手に思ってました。
しかしそれは間違ひで、これはおそらく「流行語ではない、世代を超えた共通語」なのではないかかと。
自分は「萌え」といふ言葉にピンと来ません。実は「高まる」の方が自分には合ってます。世代が違ふのと、もえぎのさんと違つて本来はアイドル現場系*3だからでせう。
他の言葉だと「ほっこり」や、もっと性的な対象として直接的な表現だと「めちゃシコ」といふ言葉もありますが、身も蓋も無いですね。
まんがタイムきららの方向転換は大成功ですよね。もえぎのさん曰く「萌えはお菓子」ですが、自分にとってきらら系アニメはお菓子化されました。
— たなよー政経垢 (@tanayo_jpn) 2014, 5月 9
日本国民にはまんがタイムきらら系アニメで幸福を追求する権利がある
— たなよー政経垢 (@tanayo_jpn) 2014, 7月 1
僕は「艦これ」「きんいろモザイク」をきっかけにしてアニメを見始め、漫画雑誌を購入してゐます。きんいろモザイク2期が楽しみです。ジャンルとしての百合ではなく、「きゃっきゃうふふ」がキーワードになってます。
- 「はてな☆オタク」
はてなはキーワードで意外な繋がりができるから自分も好き。はてなブックマークは凝ってた時はEvernoteと連携をさせてたけど、その後結局見ないからなあ。。。
— たなよー (@setlist0225) 2014, 5月 25
最近はハロヲタの交流はありませんが、現場系になったきっかけは、ネットを通じて知り合った同じ大学の友達がはてなブロガーであり、その知り合ひがみんなはてなブロガーだったからです。なのではてなに対しては親近感があります。今はWikipedia執筆者の端くれとなったのは、はてなキーワードを少しいじってゐたのが影響してゐます。
僕はもえぎのさんとは違ひ、はてなブックマークは使ひます。これは他のSNSであるmixi、Twitter、Evernoteの連携を考慮するとブックマークをした方が効率が良いからです。それもオタク気質の1つだと思ひます。
もう一つ附け加えたいことが1つ。「はてなアンテナ」です。ハロプロメンバーや関係者がブログを続々と始め、全部見るには追い切れない事情があります。それを支えるのがはてなアンテナ。多くの場合はアメーバブログですが、開くのが面倒なので。。。RSSリーダーと併用して情報収集してゐます。
- 「ひきこもりのアイドル論」
僕ともえぎのさんとの最大の相違かもしれない点。それは、曲がかかると身体が動くからです。今は必死になって振りコピをする事は無いのですが、昔はサビだけでも習得しやうと踊ってました。もう少し若ければ「踊ってみた動画」をニコニコ動画に投稿してたかもしれません(今からでも遅くない?)。
p.75「アイドルの魅力とは、「意外性」」同意です。"アイドル"といふ言葉とは対照的に完璧でないところ、ドン臭さがあった方が面白い。何故に替はりとなる言葉が出ないのかな。
— たなよー (@setlist0225) 2014, 5月 25
アイドルとは怖ろしいものです。時代の流れが速い。道重さゆみが卒業発表をし、更にはBerryz工房が2015年春で活動休止とは。本では前田憂佳や小川紗季に触れてゐるのに。
「ハロプロ全肯定(p.84)」って妙に言ひ当ててゐる感があって不思議です。僕は糞事務所なんて言葉は遣はないほどハロプロに対し何か信仰めいたものを持ってます。
そこ迄はすんなりと書けるのですが、アイドル論となると難しい。そんな事言ってたら道重さゆみが卒業しちゃう!!
どこかのタイミングで何か書ければと思ってます。
- 「ひきこもりのアイドル論」
自分はエヴァは新劇場版から入りました。新劇場版が無かったら見てなかったかもしれません。
Qまで見ての感想は、新劇場版は見て良かったと思ふし、製作してくれて良かったと思ひます。
「新劇場版:破」の『綾波を返せ』のシーン、エヴァの中でも特に好き。
— たなよー (@setlist0225) 2014, 5月 25
このシーンを含めて、作品として健全であり、王道だからです。「序」だけ劇場で見ましたが、「FINAL*4」も劇場で見れればいいな。
もえぎのさんとは違つて、自分はアイドルからアニメも見るやうになつた。声優に対してアイドル的見方をしてる。りえしょん可愛い。
— たなよー (@setlist0225) 2014, 5月 25
かう書きましたが、実は子供向けアニメを結構見てたって事を最近思ひ出しました。子供向けと深夜アニメをどう区別するか決めかねますが。
なんか後半力尽きました。これを書くために見返すつもりだったエヴァも、実際に見返したのは新劇場版の一部でした。それでもいいか。書かないと頭は働かない。